20代の皆さん、日々の業務に少しずつ慣れてきた今、「もっとスキルアップして、将来の年収も大きく上げたい!」そんな向上心や、一方で「何から手をつけていいか分からない」という疑問を感じていませんか?
私自身も試行錯誤の末、戦略的なスキルアップを実践することで入社後5年間で年収を200万円アップさせることに成功しました。特別な才能があったわけではありません。正しい方向性で、本当に必要なスキルを、効果的なステップで積み重ねてきた結果です。
この記事では、私の実体験と多くの成功事例を基に、「年収アップに直結する重要なスキル」とは何か、そしてそれらのスキルを「最短で効率的に伸ばすための具体的な5ステップ」を徹底解説します。
年収アップのために『どんなスキルが必要なの?』『何から実践していけばいいの?』そんなあなたの疑問に明確な答えを示し、20代だからこそ取り組むべきスキルアップ戦略の全体像を明らかにします。
本気で年収アップやキャリアアップをしたい20代のあなたへ。この記事が、明日からの行動を変えるヒントになることをお約束します!
年収アップに直結するスキル
効率的なスキルアップの流れ
自分に必要なスキルの見分け方
年収アップに必要なスキル

社会人に求められるスキルは業種・職種によって多種多様です。
ここでは業種・職種に関わらず普遍的に役立つポータブルスキル、専門性の高さが評価に繋がりやすいテクニカルスキル、キャリアアップに不可欠なマネジメントスキル、そしてストレスから身を守りメンタルを整えるレジリエンスの4つの観点からご紹介していきます。
特に20代、とりわけ社会人歴の浅い新卒から3年目までの人は、ポータブルスキルとレジリエンスから身につけていくことをオススメします。
若手のうちは「安心して仕事を任せられる」という人材になることが求められます。「専門性を高めて必要不可欠の人材になる」のは基礎力が備わってからで十分です。
「今の仕事が合ってない」「他の業種に興味がある」と思っている人は、転職や異動でキャリアを変えるかもしれません。専門性を高めすぎるとキャリアを変える際の足枷になる場合もあるので、汎用的なスキルから身につけていきましょう。
ポータブルスキル
ポータブルスキルとは、職種・業種に関係なく使える汎用的なスキルのことを指し、年収アップに繋がるポータブルスキルには以下のようなものがあります。
- コミュニケーション能力
- プレゼンテーション能力
- 論理的思考力
- 課題解決能力
- タスク管理能力
- スケジュール管理能力
- ITリテラシー
この中で年収アップのために優先して身につけたいスキルは、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力です。
他のポータブルスキルは便利ツールやフレームワークなどを使用して補う事ができる一方で、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力は何かで代替する事が出来ません。
コミュニケーション能力は、相手の求めていることを引き出したり報連相を行ったりするために必須の能力で、この能力なしに年収アップは非常に難しいです。
プレゼンテーション能力についてもしっかり自分の成果や考えを発信しなければ、適切な評価やフィードバックをもらう事が出来ません。
この2つの能力に対して苦手意識を持っている人も多いと思いますが、だからこそ身に付ける事ができれば、人より成果や評価を多く獲得して年収アップに繋げる事が出来ます。

普段から「手戻りが多い」「頑張っているのに評価されない」と感じている人は、この2つの能力が不足しているかもしれません。
レジリエンス
レジリエンスとは回復力・復元力などを意味する言葉で、ストレスから身を守る力のことを指します。
特に新卒から若手については、仕事以外にもライフイベントや生活環境の変化など、ストレスになり得る要因がたくさんあります。
そのためストレスから身を守る力を優先して伸ばしておくことが大切です。
- 1.規則正しい生活をする
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夜ふかしをしない・適度な運動や散歩をする・バランスの取れた食事を取る。これらの3つは自律神経を整え、メンタルを安定させてくれます。
- 2.思考の柔軟性を養う
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同じ出来事に対してストレスを感じる人・感じない人がいるのは、捉え方が異なるからです。
つまり思考が柔軟であればあるほど、ストレスを感じない捉え方ができるようになります。
- 3.日記をつける
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自分の考えを文字にするという行為は、自分の中にあるごちゃごちゃした感情を整理して吐き出すことです。
悩みや不満を人に話すとスッキリする人が多いのは、人に話す過程で頭の中が整理されるからです。
- 4.自己効力感を高める
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自己効力感とは、「自分ならできる・やれる」のように自分を信じることです。
自己効力感を高めるには、小さな成功体験を積むことがオススメです。
レジリエンスを高める方法はあくまで一例で、人によって合う合わないがありますが「とりあえず試してみるか」くらいの軽い気持ちで取り組んでみましょう。
また知らず知らずにレジリエンスを低めてしまうNG行動もあり、こちらは多くの人に共通します。
NG行動を避けつつ、自分に合ったレジリエンスを高める方法を実践していく事がオススメです。
- 過度に自分を批判してしまう
- 周りの人と自分を比較する
- 不健康な生活リズム
- 他責思考



ストレスとの向き合い方は人それぞれです。
自分なりの心地よい距離感を掴めれば、レジリエンスは十分身に付いていると思います。
テクニカルスキル
業務遂行能力とも呼ばれるテクニカルスキルは、特定の業務を進めるために必要な専門性の高いスキルの事です。
営業であれば自社の商品に関する知識や営業先の知識、技術者であればモノづくりの知識や手法などが当てはまり、仕事で成果を出すには必須のスキルです。
ポータブルスキルがある程度身について1人で仕事を進めるようになったら、テクニカルスキルを伸ばしていくことを意識してみましょう。
テクニカルスキルは多岐に渡り、身に付けるためにはそれなりの時間が必要です。
そのため、後述するステップを参考に、どの分野のテクニカルスキルを伸ばすかは事前にしっかり考え、無駄な時間を使わないようにしましょう。
マネジメントスキル


マネジメントスキルは部署やグループ、プロジェクトチームを管理する、管理職やリーダーに求められるスキルの事です。
しかしスキルピラミッドにもある通り、マネジメントスキルはピラミッドの一番上にあるのもで、20代であれば優先順位は比較的低めです。
そしてマネジメントスキルは、ポータブルスキルとレジリエンスの範囲を広げ、自分だけでなく周りの人にまで作用させただけのものです。
マネジメントスキルは、決して他のスキルとかけ離れたものではありません。
そのため、焦らずベースになる部分から伸ばしていきましょう。
戦略的なスキルアップの流れ


まずは業務に必要なスキル書き出していき、自分がどれくらいのレベルなのかを把握していきます。
レベルは「初心者」「実務で使える」「人に教えることが出来る」の3段階で分ける事ができれば十分です。
必要なスキルも、自分が既に身につけているスキルのほか、業務中に必要性を感じたスキルや自分の学習意欲があるスキルを書き出していきます。
次に書き出したスキルを伸ばして「自分がどうなりたいか」という方向性を決めます。
この時に重要なのが、自分のキャリアプランだけでなく会社や顧客からのニーズも汲み取って方向性を決める事です。
「会社や顧客が抱える課題を解決するにはどんなスキルが必要か」という視点は常に持っておきましょう。
上手く決められない場合は、尊敬する先輩・仕事ができる先輩をロールモデルに設定してみると決めやすくなります。
STEP1で書き出したスキルと現在の習得レベルと同じように、次は目指す方向性・ロールモデルのスキルとレベルを書き出していきます。
そうすることで、今現在のレベルと理想のレベルの2つの表が出来上がり、何がどれだけ足りていないかが分かります。
ここで生じているギャップこそがあなたの伸び代で、伸ばすべきスキルになります。
伸ばすべきスキルが明確になったら、どのスキルから優先的に学習していくかの順番を決定します。
優先順位をつける際には、以下の3つの観点から各スキルを評価し、点数化してみましょう(各5点満点)。
- ニーズ:会社や市場の需要が高いか
- 学習意欲:積極的に学びたいか
- 緊急性: 直近の業務で必要となるか
合計得点の高いスキルから順番に学習していくのが基本です。
他にも「学習時間・難易度」を入れて取り組みやすさを考慮したり、「市場価値」を入れて転職も視野に入れて優先順位をつけるなど、自分なりにアレンジをして優先順位をつけてみてもいいかもしれません。
ここが最も重要で一番差がつくポイントです。
STEP1〜STEP4までは比較的多くの人が実践できます。
しかし実際に行動に起こす事ができる人は、非常に少ないです。
とにかく行動する事が重要です。
そして四半期〜半年に1回ほど振り返りをして、そこで「もっと効率的に進めるには」「目標は適切か」を考えます。
積極的にアウトプットを行い、トライ&エラーを繰り返すことができた人こそ、他の人よりも圧倒的に成長し、年収アップを実現することができるのです。
当ブログの紹介
このブログのコンセプト
このブログは「入社3年以内の若手社会人が、転職以外の方法で3年以内に年収100万円アップする」をコンセプトに記事を書いています。
年収アップに必要な具体的な行動やキャリア設計のポイント、オススメの自己投資や資格などを紹介しています。